ニュージーランドのナチュロパシー事情

ニュージーランドのナチュロパシー

ニュージーランドのナチュロパシー事情

普通に普及しているナチュロパシー

ナチュロパシーは、ナチュロパシーとはにもありますが、その名の示すように、化学薬品を使わず、本来人が持っている自然の治癒力を高めるための手段です。

著者の住むニュージーランドでは、Naturopathy(ナチュロパシー)は一般的な治療法として取り扱われており、日本のドラッグストアにほぼ相当するファーマシーには、資格を持ったナチュロパスがいるところも多く、お客さんは健康についての相談ができるようになっています。

この国に住み始める前も、ナチュロパシーという単語は何となく知っていましたが、どちらかと言えばファンタジー小説に出てくるような非現実的な治療法とイメージしていました。

「ナチュロパスの有資格者」というと、「何やら神秘的な修業をつんだ高僧か魔法使いのような人」を頭の中でビジュアル化し、ニュージーランドってスゴイ!と一人で盛り上がっていた有様です。

オークランドで暮らし始めて、フラットメイトがナチュロパシーからアドバイスを受けて、ハーブを選んでもらったり、薬局のウィンドウに 「店内にナチュロパスいます」の張り紙を目にしたりするように、普通にナチュロパシーという言葉を見聞きするようになり、著者の妄想はしぼみ、お医者さんと同じように「勉強して知識を身に付けた普通の人」という現実的なレベルに落ち着いたのです。

ナチュロパス 水・土 います 要予約

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 ナチュロパスになるためには

実際ニュージーランドでは、ナチュロパスになるには教育機関でナチュロパシーの学位を取らなくてはなりません。Bachelor of Naturopath は、NZQA(New Zealand Qualification Authority)で認定されている正規の学位で、学ぶ内容も、栄養学や医学も含む高いレベルのコースです。

やはり有名なのは、オークランドにあるWellpark という学校でしょう。ニュージーランド人だけでなく、海外からこの学校に学びに来る人も大勢いるようですよ。もちろん日本からも。

 ナチュラルなものだけではなくて、サプリメントも

著者はあまり病気はしないのですが、ちょっと風邪気味の時とか、まずファーマシーのナチュロパスに相談します。

意外だったのが、ナチュロパスと言う名前が示すように、ハーブのような植物由来の自然な飲み物だけ選んでくれると思っていましたが、ビタミンCやプロバイオティクスのような錠剤のサプリメントも積極的に摂るように言われたことです。

多くの日本人同様、筆者も「栄養は食べ物からがベスト」とかたくなに信じていましたが、21世紀の今現在、食べ物だけでは補給できない栄養は、サプリメントから摂らなくてはならない、というのが一般的なこちらの考えのようです。

日本で普及する?

このようにナチュロパシーは、著者が妄想したようなファンタジックなものではなく、実際的なヘルスケア方法なのですが、ナチュラル思考な日本で、今一つ知名度が低いのはなぜでしょう?

日本人は、長い歴史の中で自然の恩恵を最大限に利用する知恵を持った国民だと感じます。食べ物を取って見ても、伝統的な日本食は、最も健康的な食事として世界に知られています。(余談ですが、ニュージーランドのSushi屋の多さにも最初驚きました。もちろん日本の寿司とは異なりますが。。。)

それなのに、自然療法という、ナチュラルな部分と化学的な部分を併せ持つ代替医療が認知されないのは意外な気がします。

それとも今後普及してゆくのでしょうか?どうでしょうね。