新しい傷の治療法「湿潤療法」

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湿潤療法という言葉を聞いたことがありますか?

いままで、ころんで擦り傷ができると、消毒して絆創膏を貼っている人が多かったのではないかと思います。

湿潤療法は、傷口を湿った状態に保ち、治癒させる方法です。

この方法は、従来の治療方法より皮膚の再生が早く、短い期間で治癒することができると言われるようになりました。

「やり方」
1. 傷口を流水でよく洗う
2.消毒しない
2.ワセリン、みつろうクリーム等保湿効果のあるクリームで傷口を覆う
3.その上に小さく切ったラップを貼る
4. 絆創膏やテープで固定
5.一日一回程度交換する。

消毒もせず、かさぶたが何度もとれてしまうこともないので、痛みもありません。

傷口の浸出液には、ばい菌と戦い傷の治りを早める成分も含まれています。適当な湿潤環境を維持することで、皮膚の自然治癒力を高めると言われています。

*ただし、夏の熱い時期はラップやテープにかぶれないように注意してくださいね。

私は、傷口にカレンデュラのみつろうクリームを使っています。
カレンデュラはキク科の植物なので、傷口を閉じる作用を持っています。
湿潤療法との相性がいいのではないかと思っています。

そして、ラップの固定には、伸縮のあるテープを使うと快適です。私はキネシオテープを使っています。はがれづらく、不快感も少ないと子供たちに好評です。

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「学校も湿潤療法へ」

娘の通う小学校では、先生方も湿潤療法を取り入れるようになりました。
実際にやってみると傷口の治りの早さにびっくりするのではないかと思います。

写真は娘が顔から突っ込んでつくった傷です。
最初の状態の写真を撮り忘れてしまったのですが、顔から流血し、友達がびっくりしていたそうです。

この写真は転んでから、約24時間後のものです。

ほとんど傷は目立たず、近くでみると皮膚が再生しているのがわかります。